筋肉増強・体脂肪燃焼の効果は高くても、使い方を間違えれば副作用が発症することもあります。 このページでは、副作用を最大限に抑えた正しいアナボリックステロイドの使い方、始めるための必要なケア剤、目的別に合わせたアナボリックステロイドのご紹介をします。
アナボリックステロイドを始めるには、ケア剤を用意しよう!
アナボリックステロイドを使うのに必要なのは、副作用を予防・改善させるためのケア剤を用意するだけです。
アナボリックステロイドを使用することで、副作用が発症する可能性があるのは主に4つです。
この4つの副作用を予防、改善するためのケア剤を用意しておかなければなりません。
1.肝臓機能の低下
経口のアナボリックステロイドは、肝臓にろ過されずにできるだけ長く体内に留まらせるために、アルキレート加工(肝臓でなかなかろ過されない化学的加工)をされています。
また、肝臓の機能の低下が長期化すると、体内の女性ホルモンを代謝することができなくなり必要以上に女性ホルモンを蓄積させてしまうことになります。この影響で、女性化乳房の副作用を誘発させてしまう恐れもあるのです。
このように、肝臓の機能低下は様々な副作用を引き起こすきっかけとなるので、アナボリックステロイドを使用するにあたって、肝臓のケアは最も重要になってきます。
肝臓の負担を軽減、改善させるために効果的なのが、シリマリンと呼ばれるケア剤です。シリマリンがあれば、長期間アナボリックステロイドを使用しても肝臓の負担を少なくし、副作用を発症しにくくなります。
必ず必要になりますので、準備しておきましょう。
肝臓機能の低下を起こすアナボリックステロイド一覧
基本、効果の高いアナボリックステロイドは肝臓機能の低下を起こしやすくなっています。
ステロイド名 | 肝機能低下 |
---|---|
オキシポロン | 〇 |
メダナボル | 〇 |
アナドリン | △ |
ウィンゾロン | △ |
プリモノロン | - |
ハロフルオックス | ◎ |
ステロイド使用時は、必ずケア剤を使用するようにしてください。
2.男性ホルモンの減少
アナボリックステロイドは、男性ホルモン由来の成分が含まれています。
通常の状態でも男性ホルモンは生成されているのですが、ステロイドでさらに男性ホルモンを多く摂取することで、筋肉増強・脂肪燃焼の効果を高めることができるのです。
男性ホルモンが不足すると、筋肉量減少・筋力低下の影響が出てきます。さらに睾丸の縮小などの副作用も引き起こす可能性があるのです。
この男性ホルモンの生成を促すために、必要になるケア剤はクロミッドになります。
クロミッドは、体内(主に睾丸)を刺激して体内の低下・止まってしまっている男性ホルモンの生成をするように刺激してくれる働きがあります。アナボリックステロイドでせっかく手に入れた筋肉を失なわない為にも、クロミッドは必ず用意しておきましょう。
3.女性化乳房
男性ホルモン(テストステロン)は、肝臓や脂肪組織で作られているアロマターゼという酵素と結びつくことで女性ホルモン(エストロゲン)に変換されています。
アナボリックステロイドで大量に男性ホルモンを摂取することで、女性ホルモンも比例して体内に多く作られることになります。これが原因で、男性なのに女性のような胸になってしまう女性化乳房の副作用を引き起こしてしまう可能性があります。
ノルバデックスは、テストステロンとアロマターゼが結びつくのを防ぐ働きがあり、エストロゲンに変換されないようにします。女性化乳房を予防するために必ず用意しておきましょう。
4.男性型脱毛症
テストステロンの男性ホルモンの成分が含まれているアナボリックステロイドは、5σリダクターゼという酵素と結びつき、より強力な男性ホルモンのジヒドロテストステロンに変換されます。
ジヒドロテストステロンは、テストステロンの最低3倍から最大6倍の筋肉増強の効果があるとされていますが、一方で髪の毛を脱毛させてしまい男性型脱毛症の副作用を引き起こしてしまう可能性があります。ジヒドロテストステロンの方が、筋肉増強の効果はあるけれど、ハゲてしまうかもしれない。筋肉を得るか?髪の毛を失うか?悩ましいところですが、男性型脱毛症を予防するには、プロペシアが有効です。
プロペシアは、5σリダクターゼの働きを阻害し、テストロテンを結びつくことをさせない働きがあります。 筋肉増強の効果は弱くはなりますが、男性型脱毛症を予防したい場合は、プロペシアを用意しておきましょう。
ケア剤が有効に機能しないアナボリックステロイド
一部のアナボリックステロイドは、プロペシア等の育毛剤を使用しても予防・回復ができないものがあります。
ここでは、ジヒドロテストステロン由来のアナボリックステロイドを紹介します。
ステロイド名 | 効果 |
---|---|
オキシポロン | 筋肉増強特化 |
アナドリン | 筋肉増強・減量効果 |
ウィンゾロン | 減量特化 |
ハロフルオックス | 筋力特化 |
アナボリックステロイドを使用することによる脱毛・抜け毛は度合いは個人差があり、症状が現れない人もいます。
ただし、元から抜け毛・脱毛が進行している方は、ステロイドを使用することでさらに進行を早めるリスクが高くなりますので注意してください。
各ケア剤の服用方法
副作用を予防するためには、4つのケア剤をご紹介しました。次に、飲み方についてお話していきます。
アナボリックステロイドを使い始めたら、毎日服用してもらいのがシリマリンです。肝臓に負担をかけてしまうと、色々な副作用を引き起こしてしまいます。症状が出る前に服用しておきましょう。ノルバデックスとプロペシアは、初期症状が出始めてから服用しましょう。
女性化乳房
・何もしていない状態でもチクチクする
・手で押したりうつ伏せで圧迫されたりすると痛みが出る
・走ったりジャンプしたりすると痛みがでる
男性型脱毛症
・抜け毛が普段より多く感じる。
※ステロイドサイクル中に睾丸の収縮の症状が出たら、アナボリックステロイドに使用を中断し、クロミッドを服用してください。 各ケア剤の服用量は、ケア剤に書かれている用量を服用してください。
あなたは何を目指す?目的に合わせたアナボリックステロイドのご紹介!
アナボリックステロイドは様々な種類があり、目指す目標によって選ぶものが変わってきます。
ここでは、目的別で各アナボリックステロイドをご紹介していきます。
オキシポロン|副作用のリスクは高いけど、とにかく早く筋肉増強したい!
経口アナボリックステロイドで一番に筋肉増強の効果のあるアナボリックステロイドです。
しかし、効果が一番なだけに副作用のリスクも高まることになります。
オキシポロンは、ジヒドロテストロテン由来の男性ホルモンの成分ですので、女性ホルモンのエストロゲンに変換されることがないため、女性化乳房の副作用が出ることはありません。※1.
販売経路:オオサカ堂
使用対象:男性
内容量 :1本60錠
経口のアナボリックステロイドの中で、最強の筋肉増強の効果があります。ただし、効果が高いだけに副作用を引き起こす可能性もあるので、予防・改善できるケア剤を準備しておきましょう。
メダナボル|副作用を満遍なく予防できて、筋肉増強を目指したい!
アナボリックステロイドとして初めて誕生したのが、メダナボルです。
アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローンが使用していたことで有名です。
メダナボル
販売経路:オオサカ堂
使用対象:男性
内容量 :1本60錠
経口アナボリックステロイドは、男性型脱毛症を予防できないものがほとんどですが、メダナボルは男性型脱毛症をケア剤を使用することで予防できるアナボリックステロイドになります。筋肉増強を目指したいけれど、脱毛が心配の方におすすめです。
アナドリン|筋肉増強の効果が弱くても、副作用を気にせず安全に使用したい!
アナドリンは、ジヒドロテストロテン由来の男性ホルモンの成分ですので、オキシポロン同様に男性型脱毛症の予防はできませんが、副作用が最も出にくいのが特徴で女性でも使用できるアナボリックステロイドです。
副作用が小さいということは、筋肉増強も小さいのか?と言われると、そんなことはありません。高齢者に対して12週間の投与をした研究では、運動をしなくても約約3.5㎏の筋肉増強が認められています。そのうえ、脂肪も約2.5㎏減少させることも報告されています。 オキシポロンほどの筋肉増強の効果はありませんが、副作用も小さく筋肉増強・減量もできるのがアナドリンの強みです。初心者は、まずはここからアナボリックステロイドを始めてみることをおすすめします!
販売経路:オオサカ堂
使用対象:男女兼用
内容量 :1本60錠
筋肉増強・ダイエットの効果が高いにもかかわらず、副作用が小さく女性でも使用できるアナボリックステロイドになります。
ウィンゾロン|筋肉量を維持しながら、減量(ダイエット)を成功したい!
ウィンゾロンは、筋肉増強目的ではなく筋肉量・筋力を維持しつつ減量、ダイエットを行うためのアナボリックステロイドになります。ベン・ジョンソンが使用していたことで一躍有名になりました。
ジヒドロテストロテン由来の男性ホルモンの成分ですので、男性型脱毛症の予防はできませんが、副作用が少ないのが特徴です。
販売価格:3,860~円
販売経路:オオサカ堂
使用対象:男女兼用
内容量 :1本150錠
筋肉増強よりも減量に効果のあるアナボリックステロイドになります。減量・筋肉を落とさずに脂肪だけをメインに落としたい方におすすめです。